タイ産キャットフード

タイという国を想像して浮かぶのは、仏教と象かもしれません。具体的な産業をイメージするのは難しいでしょう。しかし、タイは世界的な食品製造業の拠点なのです。日系の企業も進出し、冷凍食品やインスタントラーメン、菓子類、飲料など様々な食品が製造されています。またタイ産の加工食品は、日本以外にも欧米やアジア諸国、中近東など世界中に輸出されています。キャットフードも例外ではありません。

ウェットキャットフードの多くはタイ産

日本に輸入されているタイ産のキャットフードの多くは缶詰のウェットタイプです。その理由は、タイが世界最大のツナ缶の製造国であることです。近海には小型マグロが多く生息し新鮮な材料に恵まれています。タイが缶詰の輸出が多くなったのは、国内ではかつて漁獲量の1割りぐらいしか消費していなかったからです。その余った魚を缶詰にして輸出したことが、契機となり世界中に広がっていきました。今では需要が追いつかなくなり海外から魚を輸入している状態です。魚の消費が少なくなった日本もタイに輸出しているのです。

人が食べる原材料だから安心

人の食品と同じ工場でキャットフードで製造しているので、材料は人の食品用で使わない「血合い」などです。血合いはビタミンや鉄分、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などの栄養素が豊富に含まれています。人の食品に使われるマグロの血合いですから、質が良く安全な原材料と言えます。

また、世界中で食の安全性が問われる中、「世界の台所」として高品質化・高付加価値化を推進し、食品の衛生管理・安全管理を官民一体となって進めています。海外へ輸出する食品の製造工場では、ISOなどを取得しています。

人件費が安いから製品も安くなる

タイには周辺諸国のカンボジアやミヤンマーから安い労働力が集まってきます。この安い労働力が食品の安さを支えていると言えます。しかし、その裏では奴隷労働などの問題が指摘されているのも事実です。

タイ産のキャットフードは安全

アジア産のキャットフードは、どうしても衛生面での不安がありますが、タイ産に関しては安心と言えます。キャットフード選びの際は、正しい知識を持つことが大切ですね。

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