キャットフードの原産国

キャットフードを選ぶ際には、原材料や添加物をチェックすることが大切ですが、同時に「原産国」を知ることも大切です。原産国とは、キャットフードの「最終加工地」のことです。ペットフード安全法では「実質的な変更をもたらす行為が最終的に行われた国」としての原産国の表示を義務付けています。つまり、単純に缶に詰めたりラベルを貼っただけの製造工程だけでは、原産国とは認められません。実質的に製品を加工処理した国が原産国になるのです。

原産国が日本であれば、安心する人は多いかもしれませんが、ペットフードに関しは100%安心とは言えません。それは、日本のペットフードに関する法律が施行されたのが平成21年というごく最近の話であり、ペットフードに関する規制が欧米諸国に比較するとまだ緩いという現状にあります。

ペットフード安全法が施行されたきっかけは、アメリカで有毒なメラミンが購入した中国産のペットフードを食べた犬や猫が大量に死亡した事件でした。販売していたのがアメリカの有名メーカーであったこともあり大きな社会問題になったのです。

以来アメリカではペットフードに関する規制は厳しくなりました。日本でもこれまで法律的な規制がなかったのを、平成21年にペットフード安全法が施行されペットフードに関する安全性の基準が設定されました。

しかし、ペット先進国の欧米では禁止されている添加物などが認められています。これは、ペットフードは食品ではなく雑貨に分類されていることも大きな理由のひとつと思われます。

ペットフードの原産国は、大きく「アジア(日本・中国・韓国)」「北米(カナダ・アメリカ)」「ヨーロッパ(フランス・ドイツ・イギリス・イタリアなど)」「オセアニア(オーストラリア・ニュージーランド)」があります、

中国や韓国が原産国のペットフードは正直オススメできません。アメリカはメラミン混入事件以来信用を落としていますが、カナダはイギリスの影響ありペットフードの基準は厳しくなっています。同様にオーストラリアのキャットフードも信頼性は高いと言えます。

イギリスやドイツ、フランスなどのヨーロッパ諸国では、ペットフードの品質は「ヒューマングレード」つまり人が食べられるレベルのものを求めて、穀物不使用が標準になっています。

安心安全なキャットフードを求めるのなら欧米のものを選ぶ選択肢もありますが、日本でも法律以上の厳しい基準を設けて製造しているメーカーも少なくありません。まずは、キャットフードの中身を検討して選ぶことが大切ですね。

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